初めて投稿します。
何卒よろしくお願いします。
今週めずらしく日曜出勤があり、
本日はその代休をいただきました。
読書会ができそうな場所を開拓するのに、
西田辺はサンエトワールさんに、
行ってきました。
カボチャパンとコロネを食べつつ、
コーヒー飲みつつ、読書しつつ。
読書会ネタ帳にメモ書きを。
読書会はカフェで行なっていましたが、
パン屋もありですね。
カボチャパンもクリームコロネも、
パン生地がふわふわでクリームも濃厚。
幸せで贅沢な休日を過ごせました。
今回は、たまたま平日に来れましたが、
土日は混雑してるんだろなぁ。
ここで読書会できたらいいのになぁ。
最後に読書ブログらしく、
本の感想も載せておきます。
異常も異常な気象で、暑い11月ですが、
今月は「食欲の秋」を意識して、
小説を選んでいます。
新潮文庫より
吉本ばなな:著
「キッチン」
キッチン、キッチン2と他短編1作。
計3作の短編集です。
両親は若くして亡くなり、
祖父も中学に上がる頃に亡くなる。
大学生のときには祖母も亡くなって、
天涯孤独となった主人公。
主人公より1つ歳下で、祖母と仲が良かった青年の家に転がり込むものの、
青年の両親も亡くなって、
2人暮らしが始まるとんでもない展開。
タイトルの通り、キッチンはちょくちょく出てくるけど、料理はあまり出てきません。
物語の展開が速いせいか、
生死、淋しさに触れつつも、
それほど重くなく。
優しさに溢れた作品となっています。
1988年に刊行されていますので、
スマホどころか携帯も普及していない時代。
そんな時代なので、
好きな人に「カツ丼」を届けるのも一苦労。
キッチン2では、アクティブなシーンもあり、
無茶な展開だけれど面白い。
必死になって、美味しいものを届けたい。
そんな相手が現れたら、それは恋。
文庫本にして200ページ程。
食欲の秋、ゆったりと過ごす休日に、
「キッチン」いかがでしょうか。
*ジモティーにて、
「小説好きと話したい。」を投稿中。
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